「ブログは稼げる!」と聞いたものの、どうやったらいいかわからない……
このように、「ブログを書いて収益につなげる仕組み」がイメージできない人も多いでしょう。
そこでこの記事では、ブログ収益化の仕組みから収益化の方法まで、わかりやすく解説します。
記事を読めば、収益化までの距離がグッと縮まりますよ。
結論、ブログで稼ぐ仕組みは「広告収入」にあります。
今回は、初心者でも取り組みやすい収益化の一般的な方法である「広告収入」をメインにお伝えしていきます。
収入を得るためのコツも紹介しますので、ブログで稼げるようになりたい人はぜひ最後までご覧ください。
ブログ収益化の仕組みは広告収入
ブログを収益化させる仕組みには、おもに「広告収入」と「自社商品」の2種類があります。
広告収入
ブログに広告を貼り、その広告から商品やサービスが購入されたり、広告をクリックすることで報酬が発生する仕組み。
すでにある広告のなかから商品やサービスを紹介すればよいので、初心者でも取り組みやすい。
自社商品
教材やコンサルティングなど、自分で作った商品やサービスを販売することで報酬が発生する仕組み。
自分で商品を用意する必要があり、初心者には難易度が高い。
ちなみに、ほとんどの個人ブログが「広告収入」を利用してお金を稼いでいます。
収益化の仕組みは2通りありますが、一般的には「ブログ収益化の仕組み=広告収入」と理解しておきましょう。
広告収入のメインは「クリック型」と「成果報酬型」
ブログの収入源となる広告収入には、おもに「クリック型広告」と「成果報酬型広告」の2種類があります。
クリック型広告(アドセンス)
クリック型広告(アドセンス)は、ブログに掲載した広告を読者がクリックすることで報酬が発生する仕組みです。
代表的なサービスに「Googleアドセンス」があります。
- 収益化までのハードルが低い
- 自分で広告を選ぶ必要がない
- 報酬単価が低い(1クリックあたり20〜30円)
- 審査基準が高い
広告を掲載しておくだけで報酬が発生する手軽さはあるものの、報酬単価は低い傾向。
Googleアドセンスは審査基準が高く、合格まで苦労しているブログも多い。
労力と報酬が見合わず、初心者が挫折しやすいポイントであるため、当サイトではクリック型広告(Googleアドセンス)はおすすめしておりません。
筆者もGoogleアドセンスに合格できず、挫折した経験があります……。
Googleアドセンスを利用したい方は、ブログの記事数やアクセス数が増えてきてからチャレンジしてみてくださいね。
成果報酬型広告(アフィリエイト)
成果報酬型広告(アフィリエイト)は、ブログに広告を掲載し、その広告から商品購入やサービス登録などにつながることで報酬が発生する仕組みです。
広告の掲載には「ASP」と呼ばれるサービスを利用します。
- 報酬単価が高い(1件あたり数百円〜数万円)
- 登録から提携までのハードルが低い
- 購入や登録がないと報酬が発生しない
- 自分で広告を選ばなければならない
購入や登録に至らなければ報酬が発生しない難しさはあるものの、報酬単価は高い傾向。
ASPは無料で登録でき、すぐに利用できるため、広告を掲載しやすい。
登録のしやすさや、労力と報酬の兼ね合いから、初心者が収益化を目指す方法として、当サイトでは成果報酬型広告(アフィリエイト)をおすすめしております。
筆者はアドセンスからアフィリエイトに切り替えたら、収益を伸ばせました!
おすすめのASP(作成予定)を参考に、登録して使ってみてくださいね。
ブログを収益化するやり方
ここからは、広告収入(アフィリエイト)でブログを収益化するやり方の手順を紹介します。
①:ブログを開設する
まずは、ブログを開設しましょう。
ブログを開設する方法は、おもに以下の3種類があります。
- WordPressで開設する
- ブログサービスを利用する
- HTMLとCSSで自作する
結論として、ブログで収益化を目指すならWordPress(ワードプレス)がおすすめです。
それぞれのメリット・デメリットを知りたい方は、以下をクリックしてくださいね。
WordPressで開設する
- デザインやカスタマイズが自由にできる
- 収益化に有利である
- 月々1,000円前後の運営費用がかかる
- デザインやカスタマイズが必要になる
詳しく見たい方は、WordPressのメリット・デメリット(作成予定)をご覧ください。
ブログサービスを利用する
- すぐに始められる
- 無料でできる
- デザインやカスタマイズに制限がある
- 収益化に不利である
HTMLとCSSで自作する
- オリジナルのブログが作れる
- コーディングの知識が身につく
- 手間がかかる
- コーディングの知識が必要になる
WordPressには、「デザイン・カスタマイズといった機能性の高さ」や「運営側の規約に依存しない自由さ」など、収益化に適した要素がたくさんあります。
また、WordPressを使えば、30分程度でブログを開設できるため、時間や手間をかけてイチから自作する必要もありません。
ブログで稼ぎたいならWordPress一択です。
初心者向けにWordPressでブログを開設する方法をわかりやすく解説していますので、参考にしてくださいね。
②:テーマを決定する
ブログを開設したら、つぎに発信するテーマを決めます。
ブログのテーマは自由に選んでかまいません。
テーマの選び方の例
これからやってみたいジャンル
稼げる市場があるジャンル
テーマはあとからでも変更可能なので、自分が発信したいと思うものを選んでみましょう。
紹介したい商品やサービスがASPで取り扱っているか、選ぶ前にチェックしてみるのもおすすめです。
テーマ選びに迷ったら、テーマ・ジャンルの選び方(作成予定)を参考にしてください。
③:記事を作成する
発信するテーマを決めたら、記事を書いていきます。
記事を書く際は、以下の手順で進めていきましょう。
記事作成の流れ
記事構成を作成する
ライティングする
まずは、選んだテーマから読者が検索しそうな言葉を考えて、記事のもととなるキーワードを決めます。
キーワード選定のやり方(作成予定)でキーワードの選び方について解説していますので、参考にしてください。
キーワードを決めたら、記事の設計書ともいえる「記事構成」を作ります。
構成を作らずに、思いつくまま記事を書くことは好ましくありません。
わかりやすいブログ記事は、以下のような構成(型)に沿って作成されています。
- タイトル
- アイキャッチ
- リード文
- 見出し
- 本文
- まとめ
これらをひとつずつ作成することで、読者にとってわかりやすい記事ができあがります。
それぞれの書き方については、記事を書くパート(作成予定)で詳しく解説していますので、記事を書く際はチェックしてみてください。
記事構成が完成したら、実際に記事を書いていきます。
広告を掲載する前に記事を書いておくと、提携審査があった場合に通過しやすくなるためおすすめです。
ブログに慣れるためにも、5〜10記事ほど書いてみましょう。
WordPressで記事を書く方法については、WordPressの投稿・編集方法(作成予定)をご覧ください。
④:広告を掲載する
記事が書けたら、記事内に広告を掲載します。
おすすめのASP紹介(作成予定)でASPの登録方法についても解説していますので、参考にしてくださいね。
広告掲載については、以下の手順で進めていきます。
広告掲載の手順
提携申請をする
広告を挿入する
今回は、ASPの企業のひとつ「A8.net」を例に、広告掲載手順を紹介します。
「プログラム検索」から紹介したい商品やサービスを選びます。
商品やサービスの選び方がわからない場合は、商品の選び方(作成予定)を参考にしてください。
紹介したい商品やサービスを見つけたら「詳細を見る」をクリックします。
ページ下部にある「提携申請をする」をクリックします。
提携状況が「提携中」と表示されれば、広告を掲載できるようになります。
審査がある場合は、審査結果が出るまで待ちましょう。
提携情報は「プログラム管理」から確認できます。
参加中プログラム:提携中
申込中プログラム:申請中
「プログラム管理」から「参加中プログラム」を開き、提携した商品・サービスの「広告リンク」をクリックします。
さまざまな広告の素材が出てきますので、好きな広告を選んで「素材をコピーする」をクリックします。
今回は、バナータイプの素材を選んでみました。
ここからWordPressの編集画面に移ります。
WordPressの記事作成画面を開き、ブロックエディタ(文章の編集機能)で「カスタム HTML」をクリックします。
先ほどコピーした素材のコードを貼り付けます。
プレビューで見たときに、広告が表示されていたら完了です。
以上が、ブログを収益化するまでのやり方になります。
ブログでお金を稼ぐコツ
最後に、ブログでお金を稼ぐためのコツを4つ紹介します。
①:価値を提供する
ブログを運営するうえでまず意識したいのが、読者に価値を提供することです。
趣味でブログを書くだけなら、日記のような記事でかまいません。
しかし、収益化を目指すのであれば、読者にとって価値のある記事を書くことが必要です。
読者が価値を感じてアクションを起こしてくれたときに、お金は生まれます。
価値のある記事の例
新たな気づきが得られる記事
わかりやすくまとめられている記事
記事を書く際は、「読む人にどんな価値を提供できるか?」といった視点を常に意識していきましょう。
②:集客に注力する
読者に価値を提供するのと同じくらい、集客は重要です。
いくら価値ある記事が書けたとしても、読まれなければ意味がありません。
記事を読んでもらえるように、読者を集めることにも注力していきましょう。
集客には、以下のような方法があります。
- SEO(ブログ集客の王道)
- SNS(SEO以外の有効手段)
SEO
SEOは、ブログ集客における王道の手法です。
記事を読んでもらうためには、いかにGoogle検索で上位に表示され、読者の目に留まるかがカギになります。
Google検索で、何ページにもわたって記事を見てくれる人は少数ですからね。
ブログで稼ぐには、このSEOへの理解と対策が欠かせません。
SEO対策(作成予定)について、しっかりと理解を深めておきましょう。
SNS
SNSは、SEO以外での集客に有効な手法です。
SNSを活用することで、Google検索以外で読者の目に留まる機会を増やせます。
SEOは評価されるまでに時間がかかりますが、SNSなら早い段階で読者を集められますよ。
ブログと相性の良いSNSには、以下が挙げられます。
- X(旧:Twitter)
- YouTube
SEOとSNSをうまく組み合わせながら、相乗的に集客を図るのがおすすめです。
SNSの運用方法(作成予定)もあわせてご覧ください。
③:データを分析する
ブログで稼ぐためには、データ分析も必要です。
記事を書いて広告を貼ったら終わりではありません。
掲載順位はどのくらいか?
記事はどのくらい読まれたか?
読者はどこから訪れたか?
記事に問題点はないか?
商品の成約につながったか? など
上記のように、データを見ながら課題を見つけ、改善していくことで収益化に近づいていきます。
はじめは、価値提供と集客に専念すればOKです。
ある程度記事がたまってきたらデータを見ていきましょう。
データ分析には、以下のツールを利用します。
- Google Analytics(アナリティクス)
- Google Search Console(サーチコンソール)
それぞれの設定方法や使い方は、以下の記事で解説していますので、参考にしてくださいね。
アナリティクス設定方法記事(作成予定)
サーチコンソール設定方法記事(作成予定)
④:ブログを継続する
ブログを継続していくことも、収益化を目指すうえで大切になります。
記事が評価され、成果が出るまでには時間がかかるものです。
半年から1年くらい収益が発生しないことも普通にありますよ。
収益が発生しない期間を受け入れられず、挫折してしまう人はとても多いです。
成果が出るまでには時間がかかる前提を理解し、焦らずコツコツと積み上げていきましょう。
ブログ収益化の仕組みについてよくある質問
ブログ収益化の仕組みについて、よくある以下の質問にお答えします。
一般人の平均的なブログ収入はいくらくらいですか?
ブログで収益化するのは難しいですか?
ブログで稼ぐにはどこがいいですか?
ブログで稼げるジャンルはありますか?
月5万円稼ぐには何記事くらい必要ですか?
一般人の平均的なブログ収入はいくらくらいですか?
アフィリエイトマーケティング協会によるアフィリエイト・プログラムに関する意識調査(2024年)をもとにした一般人の平均的なブログ収入は、約20万円です。
収入の計算式
上記の結果から、一般人でも一定の収入を得られていることがわかります。
ブログで収益化するのは難しいですか?
アフィリエイトマーケティング協会のアフィリエイト・プログラムに関する意識調査(2024年)によると、「収入はない」と回答した人の割合は38.4%でした。
上記のデータから、ブログで収益化するのは難しいといえるでしょう。
一方で、同調査データを見ると、ブログの経験年数が長いほど収入は多くなることがうかがえます。
つまり、最初の収益化までは難しいものの、継続して運営すれば収益を大きく伸ばすことが可能といえます。
ブログで稼ぎたい場合は、長期的な視点で取り組む姿勢を大切にしましょう。
ブログで稼ぐにはどこがいいですか?
稼ぐためのブログ作成サービスには「WordPress(ワードプレス)」がおすすめです。
WordPressはデザインやカスタマイズといった機能性が高く、広告の制限もないことから、収益化に向いています。
一方で、無料のブログサービスは、デザインやカスタマイズの機能性が低く、規約による広告の制限もあることから、収益化には向いておりません。
当サイトもWordPressで作成していますよ。
WordPressを使ったブログの始め方も解説しておりますので、気になる方は一度見てみてくださいね。
ブログで稼げるジャンルはありますか?
ブログで稼げるジャンルには、以下が挙げられます。
ブログで稼げるジャンル一例
- 転職
- 恋愛
- 英語学習
- 幼児教育
- 仮想通貨
- クレジットカード
- インターネット回線
- メンズ美容
- パーソナルジム
- プログラミングスクール など
稼げるジャンルを選ぶポイントは、以下の通りです。
成約率が高いか
市場規模が大きいか
興味や専門性が発揮できるか
これから流行りそうか
詳しく知りたい方は、ブログのジャンルの決め方(作成予定)をご覧ください。
月5万円稼ぐには何記事くらい必要ですか?
月5万円を稼ぐためには、30〜100記事くらい必要です。
ブログの収益は、大きく以下のような要素で成り立っています。
収益 = 報酬単価 × PV(アクセス数) × CTR(クリック率) × CVR(成約率)
あくまで例になりますが、以下が月5万円を稼ぐイメージです。
収益(50,000円) = 報酬単価(5,000円) × PV(1,000PV) × CTR(10%) × CVR(10%)
理論上は、報酬単価の高い案件を選び、アクセスを集められ、クリック率や成約率が高くなるような記事が書ければ、少ない記事数でも月5万円は稼げます。
しかし、計算通りにいかないのが現実です……。
クリック率や成約率はこちらでコントロールできないため、広告案件を選んだあとは、アクセスを集めることに注力するのが賢明といえます。
そのために書くべき記事数が、目安として30〜100本くらい必要だと考えておきましょう。
ブログは広告収入でマネタイズしよう!
今回は、ブログ収益化の仕組みを解説しました。
ブログ収益化の仕組み
自社商品(サブ)
広告収入で稼ぐ方法
クリック型広告(アドセンス)
ブログを収益化するやり方
テーマを決定する
記事を作成する
広告を掲載する
まとめると、収益化の最適解は以下のようになります。
ブログで稼ぐにはに時間がかかりますが、仕組みを理解し、正しい方向性で継続していけば、収益化は十分可能です。
副収入が得られれば生活にゆとりが生まれますので、「ブログで収入を得たい!」と思った方は、ぜひブログを開設するところから始めてみてくださいね。
ブログで稼ぎたい方はこちら